その日はたまたまビーフを食べに行ったら
カードを拾ってちょっとしたお金が舞い込んだんだ。
それで少し調子に乗って、博打をしたら失敗してしてしまったんだ。
だから、そこに居た仲間に言ったんだ。
火山に行こうって。
石拾いさ。
支度も済んだ頃に、何か聞こえてきたんだ。
私たちにしか聞こえない声で。
若い仲間が、チョット敷居の高いところに食べに行くって。
そこは大きな時計台が本当にすばらしい場所さ。
その二人は、
お勤めを一周して新たな道を歩んでいる若い僧侶と
最近念願の魔法使いを始めてはしゃいでいるお嬢さんさ。
私達は顔を見合わせてニヤリとしたね。
「いくしかねぇ」
でも、悟られたらまずい。
ばれちゃ台無しだ。
だから、変装する事にしたんだ。
顔を隠せば、解らないはずだ。
ナースクラッチ と
パピ☆ヨン婦人
完璧だ。完璧すぎる。あれ、でもなんだろう、涙が出てきた…
ともあれ。私たちは時計台に乗り込んだんだ。
目的地より少し離れた場所に降り立って、
それからじわじわと近づく。
ターゲットに見つかってはいけないからね。
でも
ターゲットAの僧侶がまだ時計台に入らないで、
悠然と座ってやがったんだ。
きっと、お嬢さん身支度に時間がかかっているのだろう。レディは大変なのさ。
パピ☆ヨン婦人「ちょwwww座ってるしwwwww」
ナースクラッチ「もまえらはやく狩いけとwwwwww」
でも、ココで動揺してはいけない。
幸い相手も気付いていないようなので、先回りする事にした。
なあに。いくら敷居が高いとはいえ、90代の私たちにこの場所は楽すぎるのさ。
すいすいと進んで2Fのチョット広いところで待ち伏せだ。
仲間なら相手がどこに居るかは手に取るようにわかる。
少しずつ近づいてくる彼らを ニヨニヨ(・∀・)しながら待っていると…
彼らは、
華麗に真横をスルーしていったんだ。
ナースクラッチ「Σスルー!?」
パピ☆ヨン婦人「…変装が完璧ということね」
流石だな、俺ら。完璧すぎる自分達に甘く酔いしれて、
そそくさと二人の後を追ったんだ。
そして、奮闘する彼らに溢れんばかりの祝福と、足元には泥を撒き散らしたんだ。
僧侶「Σどうしてここにー」
お嬢「わー、こんばんわー」
バレ…た?
「やあ、私達はただの通りすがりの親切な人だよ」僧侶「どう突っ込んだらいいんだ・・・」
お嬢「えー」
僧侶「だから仮面付けてんのか」
よし、ギリでばれてない!
さあさあ、気にしないで食事を続けるがいい。
それからも客をじゃんじゃん招きいれ、もくもくと二人に食べてもらったんだ。
それ以降も、私たちは親切な人として他人のフリを続け
二人に惜しみない支援を送ったんだ。
そして時間も更けて
ナースクラッチが帰る時間だというので私もそれに従ったんだ。
しかし、すっかり打ち解けた若い二人も一緒に帰るという…
マズイ、非常にマズイ、なぜなら、帰る場所が同じだからだ。
しかし動揺を見せてはいけない。
あくまでクールにスマートに。ソレが大人の余裕というやつだ。
私達はナースクラッチの出した移動魔法に乗り…
即座に仮面をはがす。
めあ「あ、おかえりー」
十プリ「オカエリー」
は氏シア嬢「…タダイマデス」
めあ「レベルは上がったかな♪」
シア嬢「…とても親切な人に助けて頂きました…」
よかったねぇ。出会いは大切にしないとね♪
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注意]言うまでもなく、オンラインゲーム「ラグナロクオンライン」内のネタです。
場所は時計D2F、途中から3F
食事っていうのは、モンスターを狩る、得られる経験値のこと。
冒頭部分は、私がナイトでミノを狩っていたらポロッとCがでて
ご褒美に+7メイルでも作ろうかと思って十BSちゃんにカンカンを頼んだらクホッタということ。
そして、エルを厚めに生きたいと話していたところ。
そこにギルチャで二人の会話が聞こえたってわけ。
普段なら本家のRO日記に載せるんだけど
こんな時に限って
一枚もSS撮らなかったから、文章だけで。
顔写真(?)は、
「何か。」より